UnityによるGearVRアプリの起動確認
UnityでGearVR用アプリの起動までの手順についてのメモ
・参考サイト
Unity5でGear VR用アプリの開発方法 | Psychic VRラボの殴り書き
Unity+Gear VR開発メモ - フレームシンセシス 技術ブログ
微妙にツールなどが更新されていたので補足と、Androidへの転送は久しぶりだったので、ほぼ1からの手順として記録を残すことにする。
1.Unity5のインストール
使用したUnityのバージョンはVersion 5.2.2f1 Personal
2.JDKのインストール
Java SE Development Kit 8 - Downloads
「Java SE Development Kit 8u66」の方の「jdk-8u66-windows-x64.exe」をインストール。
3.Android Studioのインストール
Android Studio と SDK Tools のダウンロード | Android Developers
上記からAndroid Studioをインストール。
4.Android SDKのインストール
Android StudioをインストールしたらSDKのインストールが自動で行なわれたようだが、参考サイトにしたがって下記も追加でインストールしておいた。
[Android Studio起動] - [Configure] - [SDK Manager]
5.Unity側の設定
[Edit] - [Preferebces]
AndroidのSDKとJDKのパスを設定する。
・デフォルトパス
SDK C:\Users\xxxxxxxxx\AppData\Local\Android\sdk
JDK C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_66
6.Unityプロジェクトの作成
ここはお好きなように作ってね
7.UnityのBuild Settings
[File] - [Build Settings]
PlatformをAndroidに変更する。
「Player Settings」を選択し、Androidの設定の「Other Settings」を選択する。
「Verrual Reality Supported」にチェックを入れる。
「Bundle Identifier」を適当に変更する。※最後を自分の名前に変更してみた
「Minimum API Level」を「API level 19」にする。
8.Oculus Signature Fileの設定
Oculus Signature Fileという署名ファイルを用意。
署名ファイルは下記からダウンロード。
ダウンロードのためにはOculus公式へのログインと、デバイスIDの入力が必要。
デバイスIDは参考サイトと同じように下記アプリで確認。
SideloadVR DeviceID - Google Play の Android アプリ
ファイルをダウンロードしたら、Assetsフォルダ以下に[Plugins] - [Android] - [assets]フォルダを作成して入れる。
9.端末の開発者設定
端末を開発者モードに変更。
[設定] - [端末情報] の「ビルド番号」を何回かタップすると開発者モードになる。
その後、[設定] - [開発者向けオプション] の「USBデバッグ」にチェックを入れる。
10.ビルド
端末をUSBでPCと接続した後、Unity側に戻り「Build&Run」により端末に転送する。
問題なく転送できればGearVRに接続して確認してくれ、というメッセージが出るので接続して確認する。
以上。
エラーなど
Unityのビルド時のエラー原因
・USBケーブルがデータ転送ケーブルじゃなく充電専用ケーブルになっている
・端末が開発者モードになっていない
・開発者向けオプションの「USBデッグ」にチェックが入っていない
GearVRで確認時のエラー「thread priority security exception make sure apk is signed」
・デバイスIDが間違っている
参考サイトを作ってくれた人、ありがとうございました。
この記事もだれかの助けになれば幸い。
間違ってる部分があればコメントください。